生徒会長と私の秘密　～愛を誓う
「この際だから言っておくけど、俺と亜美は付き合ってる。親公認だ。今度亜美に手を出したら許さないからな！早川さん君のお父さんはうちの会社に勤めてるよね？他にもこの中にお父さんがうちの子会社に務めている人居るでしょ？俺頭良いから従業員の家族まで頭に入ってるんだよ！勿論子会社も」

「え？ええ…父は坂井君のお父さんの会社に…」

「俺が言いたい事馬鹿じゃなかったら分かるよね？父親が務める会社の社長の息子の大切な人を傷つけたらどうなるか？」

早川瞳は何も言えず下唇を噛んだ。

「今回は俺の配慮がたり無かったから多目に見るけど次は無いよ？」

「…はい…」

「分かったら早く消えて目障り」

瞳達他のクラスの子達は慌てて教室を出て行った。

残された同じクラスの取り巻きはどうしたものかと互いを見合っている。

「君達は亜美が嫌い？」

「そんな…嫌いだなんて思ってないよ」

「うん…むしろ好きだよ。頑張り屋さんだし雑用でも嫌がらずに進んでやってくれるし」

「私が風邪で休んだ時は自分のノートをコピーして家まで届けてくれた。誰よりもみんなの事を気にかけてくれてる」

「じゃ亜美の良さは知ってるね？それならこれからも仲良くやっていけるよね？3年はクラス変えもなくこのままのクラスなんだからさ」

「勿論。立花さんごめんね？私達あなたを虐めるつもりなんて無かった。でもこんな事になってごめんなさい」と頭を下げた。

「そんな頭下げないで」

「私達の事許してくれる？」

「許すだなんて…私、黒木さん達には何もされてないよ」

じゃこれからも宜しくと終わった。




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