君のくれたえがお
第2章 出会い
_食堂
「え?実行委員なっちゃったの?」
「うん...」
「最悪じゃん...」
「あおい...私もうダメかも」
「大丈夫だよ!あ!実行委員といえば確か瀬名先輩がなったって噂だよ?」
「瀬名先輩?」
「え?紗良知らないの?瀬名千秋先輩!テニス部のエ-スで、面白い先輩だよ?凄くかっこよくてもう王子サマ!」
瀬名千秋?何処かで聴いたととあるような...
「あ!噂をすれば!あの人だよ!瀬名先輩」
あおいが指を指す
「って瀬名さんこっちにきてるよ?」
「君だなっ!崎坂紗良!」
どうして瀬名さんって方は私の名前を知ってるの?
「は、はい?」
「学園祭の実行委員!一応俺が全体の実行委員長になったから挨拶しておこうと思って!」
瀬名さんは突然私の手をつかんで握手をしはじめた。
それより
顔近いよっ////
「俺は瀬名千秋!よろしくな!」
「さ、崎坂紗良です」
「おうっ!崎坂な!よろしく!」
「は、はいっ!」
にこにこ笑顔で私の手をつかむ瀬名さんは
ちょっと素敵だと思えた