YELL
白橋「―ねぇ、私が野球部に入った理由知ってる?」
守「知らん。」
白橋「私ね、野球なんて
くだらないと思ってた。
ダサいユニフォームだし、
派手さも華もないし。
女には無関係だって思ってた。」
守「そうか。」
白橋「でも、ある日吹奏楽部室の窓から、たった5人で練習してる野球部を見たの。」
「5人なんて試合にも出れないのに、一生懸命やっててすごいな、って思った。」
守「・・・」
白橋「で、守君が投球練習してたときがあって、私、それ見て、この人はすごい野球が大好きなんやろうなぁ、って思ったんだよ。」
守「野球が好き・・」
白橋「それ以来私、守君の投球ばっか見るようになって、いつのまにか野球部に入ってた。」
守「実は野球好きだったのか?
変な奴だ・・」
白橋「もー、にぶいね。」
「惚れちゃったの、守君に。」
守「!?」
白橋「守君は、私に野球の楽しさを教えてくれた人なんだよ。守君がいなかったら私、まだいやいや吹奏楽やってたと思う。」
守「・・・・」
白橋「だから、あきらめないで!
守君は十分いい投手だって!
みんなも、進君もそう思ってる!」
進「そうだよ、兄さん。」
守「進!?大丈夫なのか、腕は・・」
進「冷やしたらだいぶおさまったよ。
3日あれば治るって。」
守「よかった・・。じゃない!!
進、すまなかった!!」
進「いーよ。僕もしっかり
捕らなかったから悪かったよ。」
「だから、がんばって。」
守「進・・・」
白橋「いい兄弟だね♪」
進「じゃ、もう一度検査してもらってすぐ家帰るよ。」
守「待ってるよ」
進「え、いいよ、混んでるから時間かかりそうだし・・」
守「1人で帰るの危ないだろ」
進「母さんに電話するからいいって。ね、2人で帰ってなよ!」
守「そうか・・。じゃ、気をつけるんだぞ。」
白橋「お大事に―!」
進「2人ともありがとう。」
守「知らん。」
白橋「私ね、野球なんて
くだらないと思ってた。
ダサいユニフォームだし、
派手さも華もないし。
女には無関係だって思ってた。」
守「そうか。」
白橋「でも、ある日吹奏楽部室の窓から、たった5人で練習してる野球部を見たの。」
「5人なんて試合にも出れないのに、一生懸命やっててすごいな、って思った。」
守「・・・」
白橋「で、守君が投球練習してたときがあって、私、それ見て、この人はすごい野球が大好きなんやろうなぁ、って思ったんだよ。」
守「野球が好き・・」
白橋「それ以来私、守君の投球ばっか見るようになって、いつのまにか野球部に入ってた。」
守「実は野球好きだったのか?
変な奴だ・・」
白橋「もー、にぶいね。」
「惚れちゃったの、守君に。」
守「!?」
白橋「守君は、私に野球の楽しさを教えてくれた人なんだよ。守君がいなかったら私、まだいやいや吹奏楽やってたと思う。」
守「・・・・」
白橋「だから、あきらめないで!
守君は十分いい投手だって!
みんなも、進君もそう思ってる!」
進「そうだよ、兄さん。」
守「進!?大丈夫なのか、腕は・・」
進「冷やしたらだいぶおさまったよ。
3日あれば治るって。」
守「よかった・・。じゃない!!
進、すまなかった!!」
進「いーよ。僕もしっかり
捕らなかったから悪かったよ。」
「だから、がんばって。」
守「進・・・」
白橋「いい兄弟だね♪」
進「じゃ、もう一度検査してもらってすぐ家帰るよ。」
守「待ってるよ」
進「え、いいよ、混んでるから時間かかりそうだし・・」
守「1人で帰るの危ないだろ」
進「母さんに電話するからいいって。ね、2人で帰ってなよ!」
守「そうか・・。じゃ、気をつけるんだぞ。」
白橋「お大事に―!」
進「2人ともありがとう。」