YELL
          .
なんで普通にしていられんだよ。
こっちまでどうでも
よくなってくる・・

最近くまだとネタやるから
協力してとか
いいだしてきやがったし。

できれば勝手にやってほしい・・

それから。
俺と亘は裏庭で何回かライブをやった。
2人ともツッコミだったので、
顔的に亘がボケになった。
俺は美少年ってわけじゃないけど、
鈴木に比べたらかっこいいといわれ、
亘はかわいいといわれ、
そこそこ人気はあった。

*ここから全体目線です*

―ある日。
亘は1人で廊下を歩いていた。
亘「(ん?あれは、鈴木とくまだ)」
くまだ「じゃ、俺部活あるんで」
鈴木「またねー・・あ」
目が合った。
鈴木「やぁ桑田君」
亘「・・・いいのかよ。」
鈴木「え?何がですか?つーか、
  つっこまないんですか!?
  桑田って認めたんですか?
  ハハハハおもしろいよもう~」
亘「俺が松田とっても
 いいのかっていってんだよ!」
鈴木「ハハハハ僕そっち系じゃ
  ありませんよもう~桑田さ・・」
亘「そういうことじゃなくて、
 おまえが人気になったのも
 全部松田のおかげだろ!」
鈴木「全部じゃありませんッッ!!!」
亘「じゃぁほとんど!!」
鈴木「・・・。ですよね~」
亘「なんでとめねぇんだよ。」
鈴木「何いってるんですか。
  とめるなんてめっそうもない。」
亘「は?」
鈴木「ためしてみただけでしょ?
  松田さんの本当の相方は
  僕なんですから」
亘「え..」
鈴木「松田さんは僕を
  捨てたりなんかしない。」

そう言うと鈴木は去っていった。
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