YELL
 ある日の部活
畑本「あ、七ちゃん久しぶり~」
白橋「ごめんね~練習来れんくて・・
  居残りでさ~」
亘「・・・・・!」

あ!!!!
この人・・・
女野球部だったのか!!
どうりで見たことあるはずだ。
っておい!!
なんで気付かなかったんだよ!
やっべぇ・・近くで見ると
さらに素敵に見える。

たぶん空から降ってきたんだ。
それか夢でも見ているかだよ。
他の娘たちに失礼だけど、
しかしこうも違うものか。

話したいけど話題がなくて
同じ部活が遠く感じてた。
でも君の事もっと知りたくて
見つめるばかり・・

白橋「亘君?」
亘「!」
白橋「投球練習するって、進君が」
亘「はいはいはい」
白橋「どうしたの」
亘「さっ・・サンキュー」
白橋「いーよ」
やった!
初めて1対1で話した・・
お礼まで言えた。

俺は本気であの子を
誘いたくなった。
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