YELL
そのころ

亘「(どうしよう・・
  白橋さん誘おうかな・・)」
亘が考えていると、白橋は守を呼び出し裏庭に行った。
亘はその後をこっそりつけた。

白橋「なんで誘ってくれないの」
守「誘いたくないから」
白橋「別にいいじゃん!
  どうせ相手いないんでしょ!」
守「・・・・・」
白橋「こんな私でよかったら、
  なってあげるよ」
守「無理になってもらわなくて
 結構」
白橋「・・あのねぇ!!」
白橋は下から守をにらみつけた。
守「・・なんだ?」
白橋「ここまで言わせて
  私の気持ちどれほどのもんか
  分からなかったとは
  言わせないからね」
守「・・・・・」
白橋「・・・・・」
守「ハァ・・」
白橋「・・・・」
守「分かったよ」
白橋「・・・やった――!!」
  「守君大好き♪♪」
亘「(・・・・・・・・・・)」
 「(そういうことだったのか・・)」
 「(どうやら俺の入る
 隙間は無いようだ。)」
 「(ここは引き下がろう。)」

あっさり。
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