僕らの時間
タイトル未編集
初めて君に会ったのは––––––





そう。


桜が散り始めて葉桜に変わり始めた



梅雨の少し前。


冷たい雨に打たれていた僕に



綺麗な水色の、無地の折り畳み傘を渡してくれた。



部活帰りで薄暗い景色でも



その時の僕の心は



どんな快晴よりも明るく照らされたんだ。
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