夫の教えるA~Z
「ホー…、何だか良く分かりませんが…
マサカ…女性関係じゃあないでしょうね?」
「うーん、まあ、女性関係っちゃ女性関係だけど…ん?」
ごごごごごごご…。
なんだこの迫力は。
小さなトーコが、遠近感無用で大きく見える!
「…アキトさん…
そりゃあ私は部下時代、確かにアナタの非人道的なふるまいを、みっともない修羅場を、イヤっちゅうほと見てきました。
“あーあ。コイツ、またかよ”
心の奥で、何度毒づいたか知れません。
その性癖も承知のうえで結婚したと言われれば、そりゃあそうかも知れませんが…」
「え…な、何いってんのトーコちゃん。
女性関係って、何もそういうんじゃなくてね?」
あれ?
ダメだ、聞いてない。
「でもだからって!
結婚までしたのに、妻という名の私に対してアナタそんなにも堂々と…
ちょっとそれは、あんまりじゃなかとっ!?
う、うあーーーーんっ」
「ま、待てっ、違うっ、女は女でも実は姉…」
「ダマレ問答無用じゃぁーーーっ」
ギャーーーーーー…
あーあ。ダッセエの。
今回の俺を総括すれば、
まさに自業自得、泣きっ面に蜂。
つまるところ、
「他人のことなんか、ほっとけってことだよな…」
《T おわり》
※この後、事情を話して仲直り♥️した。
マサカ…女性関係じゃあないでしょうね?」
「うーん、まあ、女性関係っちゃ女性関係だけど…ん?」
ごごごごごごご…。
なんだこの迫力は。
小さなトーコが、遠近感無用で大きく見える!
「…アキトさん…
そりゃあ私は部下時代、確かにアナタの非人道的なふるまいを、みっともない修羅場を、イヤっちゅうほと見てきました。
“あーあ。コイツ、またかよ”
心の奥で、何度毒づいたか知れません。
その性癖も承知のうえで結婚したと言われれば、そりゃあそうかも知れませんが…」
「え…な、何いってんのトーコちゃん。
女性関係って、何もそういうんじゃなくてね?」
あれ?
ダメだ、聞いてない。
「でもだからって!
結婚までしたのに、妻という名の私に対してアナタそんなにも堂々と…
ちょっとそれは、あんまりじゃなかとっ!?
う、うあーーーーんっ」
「ま、待てっ、違うっ、女は女でも実は姉…」
「ダマレ問答無用じゃぁーーーっ」
ギャーーーーーー…
あーあ。ダッセエの。
今回の俺を総括すれば、
まさに自業自得、泣きっ面に蜂。
つまるところ、
「他人のことなんか、ほっとけってことだよな…」
《T おわり》
※この後、事情を話して仲直り♥️した。