夫の教えるA~Z
「それとも…
 サワムラ(銀行員)に縛られて感じたか?アイツもイイ男だからな。
 ヘンタイだけど…」

「そんなんじゃ…ないですよぉ」

 弱々しい声、惨めな顔。
 
 沢村と違って、サスガに縛られた女を抱く気にはならん。

 戒めを解いてやると、ホッと安堵の息を吐き、弱っちい反撃にでた。

「あ、アナタだって、女の子逹と楽しそうにやってたじゃないですか!」

「ちっとは妬けたか」
ニッと見下ろす。

「や、妬きませんともっ!ですが…っ…」
「ふうん」

 話の間に指を動かしてやると、ビクッと身体を捩らせた。 

 「お前がイイ箇所は、全部知ってるんだ…」

 羞恥に表情を歪ませるのに、徐々に頬は上気していく。
 白い肌はピンクに染まる。

 そのサマが、男を誘っているかに見えて、俺はますます苛立った。
 「あぅ…」
 つぷっと引き抜き、それを舐めた。

 キスも余計な愛撫もない。

 パンツとレギンスを下着ごと、足から抜いた。
 膝を持ち上げ、露なソコに顔を埋めると、卑しくすぐに溢れてくる。
 秘唇に舌を這わせて芯を幾度も吸い上げた。

「やだ……っ…」
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