~夕焼け~君と見た最後の景色 【短】
君は、男の子の方を見て

「よかった…引かれなくて」

と言った。


私は、もう動けなかった


君の腕と足は不自然に曲がり、口から出た血の量と頭から流れてる血の量の多さ…



「桜…ごめん…オレ、君に会えてよかった…ありがとう………」

それを言って君は、目をつぶった


私は急いで彼のもとに行った

彼を触ると手が血で真っ赤になった

「夏樹…夏樹…死なないで…」

私は、そう言った

彼はもう、何も言わなかった


救急車を誰かが呼んでくれて、救急車が来た


その時にはもう遅かった


君は帰らぬ人になっていた
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