2人でいた0時間
後ろ向きdays
周りの音がやけに多く耳に届く。
喧騒、雑音、騒音。
私と晋也は、ただそこで立ち尽くしていた。
状況が理解できていないわけではない。
ただ、認めたくなかった。
「真昼...」
晋也がゆっくりと私の名前を呼んだ。
その顔には、ぎこちない笑みが宿っていた。
「亜沙は、大丈夫だよね...?」
そんなこと、分かるわけ、ない。
私のせいだ。
私のせいで、亜沙が...
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