ひとつの村が消えてしまった話をする
葵は椅子に座り、滋は小屋の周囲を物色している。

俺は小屋の中を調べる事にした。

物が散乱している場所から、角を曲がり奥へ行った所に扉があった。

「何だこの扉」

俺は扉を開けようとした。

一瞬だけ手を止めたが、好奇心が勝り扉を開けてしまった。

扉の中は和式便所で、変な異臭はここから出ている事が分かった。

和式便所の窓は割れており、外の森が見える。

何だと思い、便所を出ようとした時。

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