大切な家族~ありがとう~
人の死
おじいちゃんは、みんなに手を握られ見守られて夜明けに1度も目を覚めることもなく、眠るようにこの世を去りました。

おじいちゃんが無くなったあと、私は何も出来なかった後悔が押し寄せてきました。
(おじいちゃんに、何も出来なかった。私は一体何をしてあげられた?)
そう思う後悔が、沢山押し寄せてきて涙が枯れません。

そんな私をみて、おばあちゃんの姉が私に言いました。
「泣かないで。頑張ってたの知ってるから」と。
「おじいちゃんに、何も出来なかった…」と私がいうと、おばあちゃんの姉は
「そんなことないよ。いっぱい笑っていたでしょう?幸せだったと思うよ」
それを、言われ最後に見せた笑顔を想いだし気持ちがいっぱいになりました。
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