運命×GAME
☆☆☆
それから数十分後。
電話で言った通り結菜がキャリーバッグに服を詰め込んで家にやって来た。
「こんなに沢山持ってきたの!?」
バッグの中には靴や小物も入っている。
「だって、野乃花がどんな服を持っているのかわからないから」
結菜はそう言いながら、持ってきた服を広げ始めた。
どれも結菜の勝負服らしく、パステルカラーで女の子らしい色合いのものが多い。
「全部ワンピースなの?」
「男はワンピースに弱いんだよ」
結菜は自信満々にそう言った。
本当にそうなのか少し疑問が残る所だったけれど、ワンピースならコーディネートに困る事がない。
あたしはブルーのワンピースを手に取った。
白い小花柄で夏っぽい。
「それを着るなら上着はこれから」
結菜はあたしのクローゼットの中からレースのカーディガンを取り出して言った。
「ワンピースの下は?」
「カップ付のキャミソールでいいんじゃない? 柄付なら見えても可愛いし」
「足元は?」
「タイツやレギンスは、はかない方がいいよ。重たく見えるから。足元は低めのヒールにして、フットカバーをはけばいいよ」
結菜が準備して来てくれたフットカバーに白いヒールをはく。
「野乃花、カゴバッグを持ってる?」
「うん」
自前のカゴバッグを下げると完成だ。
それから数十分後。
電話で言った通り結菜がキャリーバッグに服を詰め込んで家にやって来た。
「こんなに沢山持ってきたの!?」
バッグの中には靴や小物も入っている。
「だって、野乃花がどんな服を持っているのかわからないから」
結菜はそう言いながら、持ってきた服を広げ始めた。
どれも結菜の勝負服らしく、パステルカラーで女の子らしい色合いのものが多い。
「全部ワンピースなの?」
「男はワンピースに弱いんだよ」
結菜は自信満々にそう言った。
本当にそうなのか少し疑問が残る所だったけれど、ワンピースならコーディネートに困る事がない。
あたしはブルーのワンピースを手に取った。
白い小花柄で夏っぽい。
「それを着るなら上着はこれから」
結菜はあたしのクローゼットの中からレースのカーディガンを取り出して言った。
「ワンピースの下は?」
「カップ付のキャミソールでいいんじゃない? 柄付なら見えても可愛いし」
「足元は?」
「タイツやレギンスは、はかない方がいいよ。重たく見えるから。足元は低めのヒールにして、フットカバーをはけばいいよ」
結菜が準備して来てくれたフットカバーに白いヒールをはく。
「野乃花、カゴバッグを持ってる?」
「うん」
自前のカゴバッグを下げると完成だ。