運命×GAME
☆☆☆
それからあたしと聖也は一睡もせずに朝を迎えていた。
聡さんの死ぬ順番が変わった。
その事実に完全に眠気が吹き飛んでしまったのだ。
隣の部屋の騒がしさも朝まで消えることはなく、7時になると聡さんが部屋に戻って来た。
お酒を飲んだのか顔が赤い。
「よぉ、2人とも、今日も学校だろう?」
「はい、そうです」
聖也が頷く
「朝飯、食っていくだろ?」
「あ、ありがとうございます」
頭をさげてそう言い、あたしは聡さんの番号札を確認した。
昨日3ケタだったのが、今日は4ケタになっている。
あたしは聖也を見て大きく頷いて見せた。
これならきっと大丈夫。
親戚と会話をしたことで、聡さんの自殺願望もどこかへ消えてしまったのだろう。
「さっさと着替えて出て来ないと、遅刻するぞ!」
聡さんにそう言われ、あたしと聖也は「はい!」と、返事をしたのだった。
それからあたしと聖也は一睡もせずに朝を迎えていた。
聡さんの死ぬ順番が変わった。
その事実に完全に眠気が吹き飛んでしまったのだ。
隣の部屋の騒がしさも朝まで消えることはなく、7時になると聡さんが部屋に戻って来た。
お酒を飲んだのか顔が赤い。
「よぉ、2人とも、今日も学校だろう?」
「はい、そうです」
聖也が頷く
「朝飯、食っていくだろ?」
「あ、ありがとうございます」
頭をさげてそう言い、あたしは聡さんの番号札を確認した。
昨日3ケタだったのが、今日は4ケタになっている。
あたしは聖也を見て大きく頷いて見せた。
これならきっと大丈夫。
親戚と会話をしたことで、聡さんの自殺願望もどこかへ消えてしまったのだろう。
「さっさと着替えて出て来ないと、遅刻するぞ!」
聡さんにそう言われ、あたしと聖也は「はい!」と、返事をしたのだった。