ほんとは優しい私のオオカミ ②



瑠奈「瑠璃子さん...」



瑠璃子「困ったことがあったら来なさいって言ったのに、瑠奈ちゃん一人で抱え込んじゃうんだもの」




よしよしと、頭を撫でられる。




瑠璃子「私のこと、母親って思ってくれていいのよ。だって私も娘が欲しかったんだもの。いい?今度からは私に相談するのよ?」




瑠奈「はい。」





少し涙声になっちゃったけれど、瑠璃子さんは気にせず頭をまた撫でてくれた。





瑠璃子「さ!パーティーの支度しましょ!瑠奈ちゃんも手伝ってねっ」





しんみりしてたけれど、今日はパーティーなんだった。




瑠奈「はい!私頑張って手伝います!」




瑠璃子「ふふっ。よろしくお願いします」




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