ほんとは優しい私のオオカミ ②
隼人がちょうど、教室に入ってきたところだった。
隼人「ペンキ?ペンキなら...これか?」
そういって教室からペンキを持ってきた。
わ。重そう。
瑠奈「ありがと。それそれ!」
受け取ろうとしたけど、ひょいと隼人にかわされた。
隼人「俺、力仕事担当だから!」
さわやかな笑顔でいう隼人は好青年に見える。
ただ、ピンク髪でピアスがたくさんなければ...。
瑠奈「隼人...ありがとう」
私も笑顔でお礼を言うと隼人は、いつもみたいに顔を赤らめてしまった。
隼人「お、俺、さ、ささささきに行くわ!んじゃ!」