ほんとは優しい私のオオカミ ②



二杯目のコーヒーがすぐに届く。



隼人が一口のんでるのを眺める



なんだか、そんなに飲まれるとおいしそうに見える



私の視線に気づいて隼人が




隼人「一口飲む?」



聞いてきたのでもちろん私は



瑠奈「いただきます」




コーヒーを受けとって一口飲んでみた。



ココアとは全然違って最初は苦いけど後からいい香りですぐに満たされた。



あ...。おいしい。




瑠奈「コーヒーっておいしいね」




パッとカップから顔をあげて言うと、隼人が真っ赤になっていた。



それはもう茹でタコのように。



< 155 / 304 >

この作品をシェア

pagetop