ほんとは優しい私のオオカミ ②



まって、私何かしたかな。



瑠奈「えーーーーっと...」



隼人が一点に視線が集中しているので、それを追うとじっとわたしのカップを見つめていた。



もしかして、



いや、



たぶん確実に。




...関節キス、だ。




私はあんまり気にしないけど、そんなに真っ赤になって意識されちゃうとこっちまで意識せざるを得ない。



中学生みたいに赤くなる二人をみて周りの女の子たちが、あの二人可愛いね、初心だねと話しているのが聞こえた。




なんと、お恥ずかしい...。








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