ほんとは優しい私のオオカミ ②
それを何回か繰り返した後
龍我「ストップ」
龍我が緊張の中声をあげ手札を明かした
龍我「フラッシュ」
翔「ストレート」
翔の眉間に皺が寄った
右京さんが龍我の方に手を傾けた。
私はルールはわからなかったけれど、真ん中に賭けられたチップがすべて龍我のものになったとき翔の負けがわかった。
元はお互い30枚あったチップが今は龍我が35枚、翔が25枚。
次に龍我はチップを5枚賭ける。
翔の賭けるチップは3枚に減った。
龍我「これまた小さく賭けるねえ。ま、いいけど。次はそっちからでいいよ」
カードを捨て、左京さんからカードを貰う。
それをお互いに何回か繰り返す。