ほんとは優しい私のオオカミ ②




空「だって翔逃げるでしょう?まっお店についたら取ってあげるから。それと瑠奈!」



瑠奈「はい!!」



急に矛先が翔から私に向いたので背筋をピンと伸ばし返事をした。



空「瑠奈は待機!いい?待機!」



瑠奈「は、はい!」



思わず返事をしたけれど待機って?



お店私でなくていいの?



ぽかんとしていると空が説明した。



空「翔がどうせうるさいだろうから...それに瑠奈は文化祭初めてでしょ色々回りなよ。わからないことあったら電話してね」



翔「ちょ、ちょっと待て。こんな姿した瑠奈を置いていけるか」



むっとする翔をよそに手錠をどんどんひっぱていく空。




空「はいはい。過保護は行くよー稼ぎにいくよー」




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