ほんとは優しい私のオオカミ ②



瑠奈「うん。わかった」



周りの視線が痛いなか、二人についていき生徒会室に入った。



瑠奈「わー...すごい...」



中はまるでベルサイユ宮殿のようだ。



いつも黒と赤が貴重な部屋が今は白と金で整えられている。



シャンデリアも大小あわせて10個はあるだろう。



天井一面には絵画が描かれている。絨毯も重厚なものが敷かれその上にはロココ調のソファーや机。




私が部屋に見とれていると優也がやってきた。



優也「お気に召しましたか?お嬢様」



瑠奈「優也!」



< 177 / 304 >

この作品をシェア

pagetop