ほんとは優しい私のオオカミ ②
瑠奈「うん。わかった」
周りの視線が痛いなか、二人についていき生徒会室に入った。
瑠奈「わー...すごい...」
中はまるでベルサイユ宮殿のようだ。
いつも黒と赤が貴重な部屋が今は白と金で整えられている。
シャンデリアも大小あわせて10個はあるだろう。
天井一面には絵画が描かれている。絨毯も重厚なものが敷かれその上にはロココ調のソファーや机。
私が部屋に見とれていると優也がやってきた。
優也「お気に召しましたか?お嬢様」
瑠奈「優也!」