ほんとは優しい私のオオカミ ②
タクヤ「瑠奈さん!俺のことはいいっス!」
瑠奈「ダメ!零は本当に撃つから」
零をにらみつける。
零「どうしちゃったの...?瑠奈...」
訳がわからないと不安な顔で見つめる零。
瑠奈「零...私、愛染家には帰らない。」
零「え...」
瑠奈「さっき、黒狼を襲ったの、零でしょ」
帰らないということが頭から離れないのか零はしばらく答えなかった。
代わりに私は零の隣にいる八雲をにらみつけた。
瑠奈「八雲...。西田さんを使って春を痛めつけて、黒狼のみんなの心を傷つけた...」