ほんとは優しい私のオオカミ ②




零に断られて私は悟った。



もう方法はこれしかないと



瑠奈「...わかった。じゃあ、交換条件。」



零「え?」



瑠奈「黒狼に関わる全ての者に危害を加えないで。」



八雲「それであなたの条件は?」



私と零の会話に八雲が入ってきたことに、零はイラついたのか八雲の左胸を拳銃の柄で殴った。



零「僕と瑠奈の会話に勝手に入るな」


殴られた八雲は左胸を抑えて呻いた。



八雲「っ!!...申し訳ありません」



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