ほんとは優しい私のオオカミ ②



見つめていると大きい門が見えてきた。



愛染家だ。



愛染の家紋が大きく入っている門。


怖い。


大門が開き、大勢の組員の人が零を愛染組長を迎えている。


怖い。組員が怖いわけじゃない。
ここにある思い出すべてが怖い。



零「さあ。瑠奈。お家についたよ」





怖い。





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