ほんとは優しい私のオオカミ ②
零の世話役のメイド。
女の人なら安心かな。今まで零は女の人には手をかけてこなかったから。
何も答えない私を心配したのか顔を覗き込んでくる零。
零「大丈夫。心配いらないよ。瑠奈には僕が付いているんだから」
コンコンコンッ
扉をノックする音が聞こえ八雲の声がした。
八雲「零様。メイド移動の手配が整いました。それと目を通してもらいたい資料が...」
零「...わかった」
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