ほんとは優しい私のオオカミ ②


倉庫の入り口に近づくとすぐに赤い髪が見えた。



龍我「やっほーーー」



相変わらずマイペースな声で話しかけてくる。



優也「なんですか?いま取り込んでいるんですが」



アポもとらずに迷惑ですと伝えると龍我が急に真面目な顔をした。



龍我「愛染...来たんだろ?」



優也「さすが火龍、情報が早いですね。それで、共もつけずにわざわざきた用件はなんですか」



龍我「協力する」



優也「は?」



聞き間違いだろうか?






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