ほんとは優しい私のオオカミ ②

作戦開始

---------------------------------------------------
【翔side】



ドカンと派手な音を立てながら愛染家の正門に俺の車が突進した。



翔「黒狼続けえ!!」



ぞろぞろと黒狼、火龍、その他の傘下のやつらが突っ込んでいく。


突然の奇襲にも得意の銃とナイフで冷静に対応してくるあたり本物の組だ。


蓮「いいか!ケンカじゃねえ!殺し以外はなんでも使え!!」


優也「数で抑え込んで!」


メンバー全員に防弾チョッキを着せて愛染組のやつらを数で攻めこむ。



喧嘩慣れした黒狼幹部と火龍幹部は臆せず突っ込む。


「ちっ。はやく八雲さんと組長呼んで来い!」


はやくも混乱に陥った組のやつが叫ぶのを殴らせて黙らせるが、奥にいたやつがすばやく廊下に飛び移り走って行った。


優也「ここの統率はまかせて追いかけてください」


< 283 / 304 >

この作品をシェア

pagetop