ほんとは優しい私のオオカミ ②
瑠奈が決心し部屋を出ようとしたとき、部屋の前で争う声が聞こえた。



翔「瑠奈は物じゃねえ!」

零「黙れ黙れ!邪魔するなっ。瑠奈は僕の物だあああああ!」



その声を聞いて私は部屋を思い切りでる。



瑠奈「翔!!」

翔「瑠奈!」

零「るな」



ずっと見たかった顔がそこにあった。
走って行って思い切り抱き着く。大好きな翔の匂いだ。



瑠奈「会いたかったっ」

翔「俺もだ。助けに来た」



翔も私を抱きしめてくれた。



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