ほんとは優しい私のオオカミ ②
私が6歳のとき彼の名前は、”藍染 零(れい)”
最初はなんて可愛い男の子なんだろうって思った。
お爺様の龍恩寺家と縁がある藍染家。
零「藍染 零です。よろしくお願いします。」
ぺこりとお辞儀をした彼はなんだか緊張しているみたいで、わたしは彼に微笑みかけた。
瑠奈「私は瑠奈って名前だよ。瑠奈って呼んでね」
すると零も笑ってくれて
零「僕のことも零って呼んでよ。瑠奈」
私は初めての同級生という存在に喜んだ。