ほんとは優しい私のオオカミ ②



それから私と零の関係は良好に進んでいった。






小学生になって、お爺様は車で登校するように言ったけれど私は零と歩いて通いたいといった。





お爺様は快く私のわがままを聞いてくれた。





でも中学一年生のときに私は周りの目を気にして彼から離れた。







中学三年生のときに私が下駄箱で告白されたときから、零がおかしくなった。






もうだいぶ前からおかしかったのかもしれない。







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