ほんとは優しい私のオオカミ ②

おかえり




ようやく泣き止んだ私を見て優也が話し始めた。




優也「それにしても愛染家となると瑠奈がバレるのも時間の問題かもしれません...厄介ですね」





瑠奈「私のせいでごめんなさい」




蓮「気にするなよ。言ったろ黒狼は訳ありなやつばっかだって」





優也「そうです。僕たちは全力であなたを守りますよ」






ありがとう二人とも。やっぱり話してよかった。





優也「まずは、翔に相談しましょうか。咲の件があったとはいえ黒狼の総長は翔ですから」




そうだなと蓮もうなづく。





優也も蓮も相当怒ってはいたけど翔のこと総長ってまだ思ってくれている。





良かった...。





もう前みたいに戻れない気がしてならなかったから。





優也がケータイ電話を取り出して翔に電話をかけようとしたところだった。






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