あなたの胸で泣かせて
いつの間にか寝てしまった私はアラームのセットを忘れ次の日しーちゃんとの待ち合わせに遅れそうになった。

そしてしーちゃんはとんでもないことを言ってきた。

「あーやっと2人が付き合うことになって本当に嬉しいなぁ♪」

ん?と思いながらそのまま耳を傾けると、

「だって秀敏って中学の時からずっと智代のこと好きだったんだよ〜でも智代って全然気付かないし。だから相談受けてたんだよ私。」

「だから告白してから、自分に気を持たせるのから始めた方が良いんじゃない?って言ったら俺告白する!って言ってたからいつ告るんだろう〜って思ってたんだ〜」



驚きを隠せずにいると、
「じゃあ智代はこれから秀敏と付き合うんだね」

って言われて

「とりあえずは」と答えた。




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