あなたの胸で泣かせて

そして次の日。

〇〇神社に行くと秀敏はすでにおり、
遅れてごめんね、と秀敏と少し距離を置いて座った。

中学や高校の話しや家族の話し、部活の話し2時間ぐらい話したところで帰ろうかと言ってそれぞれの自転車に乗って帰り始めた。


付き合う前にも会ってたはずなのに、付き合うとなるとなぜか身構えてしまう私。それを知ってか知らずか、秀敏はいつもと変わらず、私を笑わせてくれようとたくさん話をしてくれた。




あぁなんで私なんだろう、
私に彼氏なんて必要なのかな。

感じたことのない感情が私を悩ませた。

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