あなたの胸で泣かせて

結局ぐっすり眠れなかった智代は目覚めの悪い朝を迎えた。

待ち合わせ場所についたのは良いものの、智代を見つけた秀敏は腕を強めに掴み、昨日通った道を再び歩いた。
つかまれた腕がズキズキ痛んだがなにも言わせないと言わんばかりに秀敏が進むので、私はそれを我慢した。



家に到着するとドシドシと部屋へ行き、
智代を部屋へ入れた。

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