あなたの胸で泣かせて

-秀敏side-

俺は智代の告白にびっくりした。
予想とはかけ離れていたからだ。
智代のことなにもわかってなかったんだ。


「こんな話し重たいよね、でも聞いてくれて嬉しかったな〜。誰にも話したことなかったから。としくんはたくさん友だちがいるからなかなかわかんないだろうけど、ありがとう」


そう言った智代を秀敏は抱きしめた。


智代はこれを1人で抱え込んでたのか。
きっと言葉で伝えてきても智代の心は深く深く傷ついてるんだろう。



泣き疲れたのか智代はそのまま眠ってしまった。
もしかしたらあまり眠れてないのかもしれない。と思い昨日と同じようにベッドで寝かせた。



そして俺は智代と仲良くしーちゃんと呼んでる渡部に電話をした。


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