あなたの胸で泣かせて
明るい兆し
智代が目を覚めた時、秀敏は隣でゲームをしていた。
また眠ってしまった。
前は警戒してばかりだっなのにとしくんといると落ち着いて眠たくなってしまう。
はぁ、今何時だろう。
泣きすぎて目が痛い。変な姿秀敏に見せてしまったな、、、
今更ながら後悔。
あぁこれからどうしよう。また孤立してしまう。
同情して欲しい訳ではないんだけど、どう思われてしまったかが不安だ。
秀敏までこれから私のこと避けてしまうのだろうか。
そもそもこの付き合いがやっぱり遊びだったから聞きながら心の中で笑っていたのかもしれない。
これがしーちゃんまでそんなんなったら私はきっと耐えれない。
もう涙は出ないと思っていたが、考えていたらまた涙が出た。
すると目が覚めている智代に秀敏が気付いた。