スパイの姫
その後…、

私たちは屋上に来ていた。
みんなで喋りあって懐かしく感じていた。
すると夜が思い出したように話し出した。


「あ、そういえばさー
もうすぐ文化祭じゃない?
僕たちクラスで何するか知らないよっ!」


「文化祭?まだ4月の中頃だよ?
早くない?」


私は気づいたことを話す。
今は4月13日だ。
もうすぐ文化祭ならば1年生には苦痛だろう。


「その辺は大丈夫ですよ。
理事長が文化祭大好きなのでクラスごとで何をするか決めて準備の材料は用意してくれるので。

まぁ演劇などは1月から始めますけど…、
1年生には振り分けないようにしてるみたいですし…。」



うん。すごい文化祭好きなんだね理事長。
その言葉がじわじわわかるわかった。



毎年理事長が走り回ってるという亮の言葉に苦笑いしか出来なかった。
< 49 / 49 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop