SECRET×SECRET
『学校着いたら疲れてると思うけど気にすんな。』

もーどうでもいーよ…
シンのやりたいようにやって…

『そーさせてもらうわ。』

俺はまだ眠くて眠くて、シンの中にいる間は寝ようと考えた。

シンはとんでもないことをするのかと思ったけど、眠い俺の代わりに学校まで走ってくれるみたいだし。

といっても、地下鉄10分、徒歩10分というどうにもできない時間なんだけど。

家族には全然バレなかったし、たまにはシンを表に出してあげるのもいいかな…

ずっと俺の中にこもりっきりじゃさすがにシンも退屈だよなー。
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