SECRET×SECRET
まぁ、俺も一緒に帰ろうって言おうと思ってたんだけど…
…なかなか言えないもんだよなぁ。
「ね、桜井くんって誕生日いつ?」
「俺?俺は12月30日だけど。」
「了解♪」
そう言って桃瀬は、地下鉄のホームにある椅子に座って、手帳の12月30日のところに《桜井くんの誕生日》と書いた。
「なんで?」
「なんか手帳に人の誕生日書くの好きなの。」
「変わった趣味だなー。」
「そう?女の子って手帳好きだよ?」
「へぇ。俺男だからイマイチわかんねーな。…桃瀬はいつ?」
「あたしは1月3日だよ。桜井くんとちょっと近いの。」
「…じゃあ覚えてたら来年おめでとうって言ってやるよ。」
「プレゼントもちょーだい♪」
「覚えてたらな。」
へぇ…。4日違い。
なんか嬉しいかも。
俺も来年は17歳かぁ。
17歳の俺は何してんのかな…。
…なかなか言えないもんだよなぁ。
「ね、桜井くんって誕生日いつ?」
「俺?俺は12月30日だけど。」
「了解♪」
そう言って桃瀬は、地下鉄のホームにある椅子に座って、手帳の12月30日のところに《桜井くんの誕生日》と書いた。
「なんで?」
「なんか手帳に人の誕生日書くの好きなの。」
「変わった趣味だなー。」
「そう?女の子って手帳好きだよ?」
「へぇ。俺男だからイマイチわかんねーな。…桃瀬はいつ?」
「あたしは1月3日だよ。桜井くんとちょっと近いの。」
「…じゃあ覚えてたら来年おめでとうって言ってやるよ。」
「プレゼントもちょーだい♪」
「覚えてたらな。」
へぇ…。4日違い。
なんか嬉しいかも。
俺も来年は17歳かぁ。
17歳の俺は何してんのかな…。