SECRET×SECRET
「失礼します…」

「お、朝比奈。ちゃんときたな。」

「来ないと後が怖いんで。」

「正直な奴だな…。」

「はい。俺はいつでも正直です。」

『ぶっ。お前うけんだけど!』

るさい。黙っとけ。

「ま、冗談はさておき。別に説教はしないさ。ただ、手伝ってもらうだけ♪」

「…何をですか?」

「花壇の雑草抜いとけ。」

「んだそれ!!まだ説教のがよかった!」

「だってよ、担当生徒今日休みなんだもん。」

「だもんじゃないっ!てか雑草抜く担当とかいたんだ?!」

「まぁな。新しい発見ができてよかったじゃないか。」

「よくねー…。」

「ほら、行ってらっしゃい♪」

「はいはい、行ってきますよー。」

「終わったら帰っていいけどサボんなよ。」

「はいよ。」



めんどくせー…

シンやってくれない?

『こんなことに俺を使うなよ…。てか学校はダメなんだろ?』

まぁねー。

くそめんど…
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