嫌い、嫌いも好きのうち



半ば強引になっちゃんは、私を龍二の部屋に


押し込んだ。


「千晴!?いきなりどうした?」


突然の私の乱入に驚く龍二。


そりゃ驚くよね。


いきなり入ってきたら。


いつの間にか、私を龍二の部屋に押し込んだ張本人のなっちゃんはいなくなってるし。


「いきなりごめんね、龍二。

 これを渡したくて。」


 私は緊張しながら、龍二にプレゼントを差し出した。


龍二は受け取らず、


なにそれ?みたいな表情をしている。

















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