温度差のある課長
眠れないまま朝を迎えた
電車に揺られ、30分
『ゆりかごだ、朝から首がかくんかくんと』
「おはよう、愛美どうしたの?その瞼」
「あ、おはよ京子、引っ越し先の隣がね夜な夜な激しいのよ、変に動悸がして・・・・・京子今日泊めて」
と言ったら、彼氏が来るからごめんって
話くらいは聞くからって
京子は彼氏いるから、笑い飛ばすと思うけど、私免疫ないんだから
この方、男性とお付き合いした事ないんだから、対処の仕方がわかりません
うつらうつら考えながら改札口を抜けて会社に近づいて行った
寝不足の元凶が大あくびしながら歩いていたけど
目があうと、あの夜の声が・・・・
私真っ赤になっていた
「おは、下川は俺に気があるから真っ赤になるのか?」
「気なんてありません」
「んなこと言わず寂しくなったら俺が慰めてやる」
「間に合ってます・・・・・」て走り出したら
お腹を抱えて笑っていた
「下川変に拒否するなよ、慰めるぞいつでもな・・・・・」
やっぱり元凶は元凶でしかない