温度差のある課長


寝不足です
会社まで電車で移動

電車の揺れ、ゆりかごみたい
うつらうつらとしていたとき
同期の京子が声をかけてきた


「おはよう、なにその顔」


「あ、京子おはよう、引っ越ししたって言ったでしょ?隣が夜な夜な激しいのよ、ねぇ京子今日泊めてくれない?」



「ごめん、彼氏が来るの、話くらいは聞くからって」


でもね、京子は彼氏がいるから笑い飛ばすと思う
私免疫ないんだからこの方男性と付き合うって事ないんだから



もよりの駅につき、改札口をぬけた
目の前にいたけど大あくびしていた



目があうと思い出して真っ赤になっていた


「下川、俺に気があるのか?寂しくなったら抱いてやるから来い」と




「結構です」走り出した




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