こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!
昔から、引っ越す先で、親が習い事をさせてくれた。
私は昔から、体を動かすのが好きで。
いつも空手を習いに行っていた。
でも、中学生になってからは。
伊澄が勉強に集中したいからって、習い事をしなかった。
だから私も、いっしょにやめた。
「伊紅、次、体育だよー!」
「わかったー。待って待ってー!」
中学2年生。
私と伊澄は、また、新しい学校に転入。
でも、二人だから、怖くない。
入学式にも、間に合って、割と今回は、周りに馴染めていて、毎日が楽しかった。