こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!


「………はぁ、はあ…」



誰も襲い掛かってこない。

後ろを確認すると。



「くそ………っ」
「女の、くせに………!」


地面に這いつくばる男たち。




自分の立っている状況を見て思う。




これが、本当の私の居場所なんじゃないか。



確信に近い思いが、私の中に芽生える。





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