こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!
ああ、イライラする。
昔の私を見てるみたい。
静かに、近づく。
「なに?あんた」
急に行く手を塞ぐ私に、聞く女の子たち。
「どけ………ぶっ!」
パンチを思いっ切り。自慢そうな顔にぶち込む。
「「「「キャアアアアッ!」」」」
他の子4人が叫ぶ。
逃げようとするのを素早く捕まえて、
一人一人、顔に一発ずつ入れる。
あのとき、こうしとけばよかった。
そして、倒れた子たちは放っておいて
さっきの『モモ』のもとへ。