こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!

「今日は1学期最後だし、昨日のバツとして、伊紅ちゃんにプレゼントー!

こっち寄こしてー!」

外の廊下に向かって呼ぶ3年生。


(何か、棒とか………?)




ガラッーーー


ドアが開く。


見えたのは、大勢の、男子。


そして………。




ドサッ………………

「うっ……」




「!!!!」






床に落とされた『ナニカ』。


それはーーーーーー




      「その、か」



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