こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!


「も、桃ー!」

半泣きになりながら桃に詰め寄る冬弥。


「えっ………えー……?!」

どSなのは知ってたけど、そこまでになったとは……。


「だから姉さんっ!こいつのは全部演技なんでっ!

桃をかわいがってくださいっ!」

抱きついてくる桃。

「ちょっと!今僕が独り占めしてたんですけど!」


二人とも、相変わらずかわいいなぁ。


1年ぶりに見る二人は、ちょっと成長していた。

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