こんな嘘みたいな恋愛あるわけない!
「……………私達と、闘わない?」
「………………ぷっ」
アハハハハハ!
一斉にその集団が笑う。
「おいおい!そんな4人だけで何言ってんの?俺ら、暴走族なんだけど!分かってる?」
先頭の人が、詰め寄ってくる。
私は、その人の手を掴んで、捻りあげる。
「なっ……………?!」
驚いたのか、周りの暴走族たちが、
警戒の色を出す。
「いいよ。……………………はじめて、いい?」